ぶつけた所と違う場所が痛い??
ぶつけた場所と違う部分が痛くなってくる。これは実は患者様によくあるケースです。
例えば転んで膝を打ち付けたとします。打撲ですのでしばらくはその打ち付けた部分が痛みます。
しかし更に時間が経過すると、何故かぶつけていないはずの膝のお皿の上の方が痛くなってきた。どんどん痛みも増してくる。
これは何故でしょうか…その答えは「防御反応」にあります。
人間は痛みを感知すると防御反応が作動します。これは
「この部分を守らないといけない」
「これ以上悪化させてはいけない」という身体の反応です。
するとどうなるのか?打撲した膝周囲の筋肉や神経のが硬くなり始め、滑走障害が発生するのです。
そして滑らかに動かなくなった膝のお皿は、屈伸をする度に痛み始めます。
この様に、ぶつけてない場所が痛くなっていくのです。これには打撲に対する施術だけでは不十分です。
滑走障害が起きている筋肉や神経に施術をしなければ、痛みも動きも改善されません。
そして意外と専門家でも、この様なメカニズムに対応出来る人は少ないのです。
ぶつけた場所と違うところが痛み出したら要注意。すぐにご相談ください!!!