妊娠時の腰痛の原因はホルモンだけじゃない?
妊娠中の腰痛と聞くと「リラキシンというホルモンの影響で…」という説明をよく見かけます。
確かにそれも一因ですが、それだけで説明がつかない腰痛も多いのが実際のところです。
■ 妊娠中の腰痛の原因として見落とされやすい筋肉
注目したいのが「腸腰筋(ちょうようきん)」という深部の筋肉です。
腸腰筋は腰椎と股関節をつなぐ重要な筋肉で、姿勢保持にも大きく関わっています。
妊娠中はお腹が大きくなることで反り腰姿勢になりやすく、腸腰筋が縮こまった状態が続きやすくなります。
これにより腰の筋肉に余計な負担がかかり、慢性的な腰痛を引き起こすケースが少なくありません。
■ 当院で行っているアプローチ
当院では、妊婦さん専用の体勢で安全に腸腰筋へアプローチできる手技を導入しています。
強い力は使わず、優しい刺激で筋肉の緊張を緩めていく方法なので、リラックスしながら受けていただけます。
■ まとめ
妊娠中の腰痛は「仕方ない」と諦めず、身体の状態をきちんと見直すことで改善できる場合があります。
少しでも快適な妊娠生活を送れるように、あなたに合ったケアを提案いたします。