背中のこりと呼吸の浅さ…実は“肋骨”の動きがカギ
産後、「背中がこってつらい」「呼吸が浅い気がする」という声をよく聞きます。
実はこれ、授乳や抱っこによる姿勢のクセだけでなく、肋骨の動きの制限が関係していることがあります。
■ 産後に背中がこりやすい理由
産後は授乳や抱っこで、どうしても背中が丸まりやすくなります。
この姿勢が続くと、背骨や肋骨まわりの関節が固まり、呼吸をするための肋骨の上下動が小さくなります。
結果として、背中の筋肉が常に緊張し、こりやすくなるのです。
■ 呼吸が浅くなると…
呼吸が浅くなると、酸素の取り込み量が減り、疲れやすさや集中力の低下につながります。
また、横隔膜や肋間筋がうまく使われないことで、腹圧や姿勢の安定にも影響が出てきます。
■ 当院でのアプローチ
当院では、
- 肋骨まわりの関節や筋肉をやさしく動かす徒手療法
- 姿勢保持筋のバランス調整
- 日常でできる呼吸エクササイズの指導
を組み合わせ、背中のこりと呼吸の浅さを根本から改善していきます。
産後でも安心して受けられる施術体勢を整えていますので、無理なくケアできます。
■ まとめ
背中のこりや呼吸の浅さは、単なる疲労ではなく、肋骨や背骨の機能低下が原因になっていることがあります。
少しでも早くケアすることで、体が軽く、育児や家事も快適にこなせるようになります。
「ただのこり」と放置せず、一度ご相談ください。