何故肩甲骨の動きが重要なのか?
「肩甲骨が動くように!」
「肩甲骨の動きを意識して!」
YouTubeでヨガのインストラクターさんなどが連呼していますよね?誰もが聞いたことはあると思います。
これは裏を返せば、「肩甲骨が動かないことは体に悪い」という意味でもありますよね。
ではなぜ肩甲骨が動かないことは体に悪いのでしょうか?様々な理由がありますが、僕が思う理由はこれです。
「肩甲骨には、首、肩、背中、腰の筋肉が全て付着しているから」です。
つまり肩甲骨が動かなくなるとどうなるか?
首、肩、背中、腰の筋肉が全て硬直してしまいます。
それはすなわち、首痛も肩痛も背部痛も腰痛も引き起こす可能性があるということです。
もっと専門的な話をすれば、肩甲骨が動かなくなれば必ず猫背になります。すると上半身の重さが下半身にかかってくるため、膝痛や股関節痛の原因にまで波及します。
だからインストラクターさんは皆口を揃えて「肩甲骨を動かしましょう!」と言うのですね。
特に産後の女性は腰が反ってしまうことが多いです。
そして人の体はその分バランスを取ろうとするため、腰が反っている分背中を丸めてしまう傾向にあるのです。
すると必然的に肩甲骨は動かなくなってきます。
そしてその動かなくなった肩甲骨が様々な痛みや不調を引き起こすのです。
肩甲骨が動かないのは百害あって一利なし。
施術受けて動くようにするだけでなく、エクササイズでも積極的に動かしていきましょう!