妊娠中の坐骨神経痛の原因は坐骨神経ではない?
妊娠されている患者様のご来院が今年非常に増えてきました。
当院がマタニティ整体を行っていることも大きく関与していると思います。
そんな妊婦さんが抱えている症状として多いのが坐骨神経痛です。
坐骨神経とは、お尻から脚まで伸びている人体で最も太い神経です。
この神経が圧迫されたり滑走性を失ってしまうと、発症します。
お尻から脚までズーンと痛くなるのが特徴です。
しかし妊婦さんによくよく話を聞いていくと…
「お尻の所だけが痛い。脚は全然大丈夫です」
という方が少なくありません。
これも坐骨神経痛なのでしょうか?
もちろん坐骨神経が無関係とは言いいませんが
この場合は坐骨神経に隣接する「後大腿皮神経皮神経」が原因です。
この神経はその名の通り皮膚に分布されています。そして太ももにも存在しますが、坐骨神経ほど太く長くはありません。
お尻に限局して痛みが発生する時、この皮神経が原因の場合が少なくないのです。
一見坐骨神経痛に見えるのですが、もちろん坐骨神経とは違う神経なので、坐骨神経に対しての施術を受けても改善しません。
皮神経には皮神経に対しての施術というものが存在します。
もしも妊娠中に坐骨神経痛と診断され、治療を受けているのに一向に改善しない…そんな方はこの皮神経が原因かもしれません。
当院にはそんな妊婦さんが多くご来院されます。
託児サービスもございますので、LINEからお気軽にご予約いただければ幸いです!