広背筋でダイエット!
ダイエットというと「お腹を引き締めたい」「脚を細くしたい」と思う方が多いですが、実は 背中の筋肉=広背筋 を鍛えることが非常に効果的です。
広背筋は体の中でも大きな筋肉のひとつで、背中の下部から脇の下、さらに上腕骨までつながっています。面積が広いため、鍛えることで 基礎代謝が大幅に上がり、脂肪が燃えやすい体質 になります。腹筋や二の腕の小さな筋肉を鍛えるよりも、エネルギー消費が断然大きいのです。
また、広背筋を刺激すると姿勢も改善します。猫背や巻き肩が解消されると、胸が開き呼吸が深くなります。呼吸が深くなると自律神経が整い、代謝もさらにアップ。さらに、姿勢が整うことでお腹まわりがスッキリ見えるのも嬉しいポイントです。
日常生活でも広背筋は活躍します。重い荷物を持ち上げる、腕を後ろに引く、こうした動作はすべて広背筋が関わっています。普段から意識して鍛えることで「太りにくく痩せやすい体」に近づけます。
特別な器具がなくても、次のような動きで広背筋を刺激できます。
- タオルラットプルダウン
タオルを両手で持って頭上に上げ、背中を意識しながら胸の前に引き下げる。背筋を寄せる感覚で行うと効果的。 - 椅子を使った後ろ押し
椅子の背もたれを後ろから両手でつかみ、軽く後方へ押す。背中の下部が収縮するのを意識。 - 荷物を持ち上げるときに背中を意識
買い物袋やペットボトルを持ち上げるとき、「腕」ではなく「背中で引く」意識をするとトレーニングになる。
つまり、ダイエット成功のカギは「広背筋」にあり!
毎日のちょっとした動きに広背筋を意識するだけで、背中から体全体が変わっていきますよ。