X脚の原因が足首にある?
立ったときに、膝が内に寄って見える「X脚」。
実はこの膝の傾き、原因が“足首”にあることが多いのです。
足首が内側に倒れる「回内足(かいないそく)」という状態になると、足の土踏まずが潰れ、踵が外に倒れます。
すると、その上にあるすねの骨(脛骨)も一緒に内に捻れ、結果として膝が内側に引き込まれる。これがX脚の始まりです。
つまり、膝が悪いのではなく、足首の向きが膝を内に引きずり込んでいるのです。
この状態が長く続くと、膝の内側に負担がかかり、変形性膝関節症や、太ももの張り、外反母趾にもつながることがあります。
X脚を根本から改善するには、まず「土踏まず」と「かかと」のバランスを整えることが大切です。
当院では、足首の距骨やかかとの動きを調整し、正しい荷重ラインを取り戻すことで、自然と膝の捻れを解消していきます。
膝を治すためには、実は“足首”を見る。
これが、体を整える一番の近道です。