ストレスによる腰痛の正体
実は日常生活での負荷や急激な動作だけでなく、腰痛は引き起こされることがあります。
その原因がストレスです。
ストレスとは非常に都合が良い言葉なのですが…ストレスが腰痛に作用する明確な理由が存在します。
まず人間は生活の中でストレスを感じてしまうと、ストレスホルモンというものが発生します。
これが自律神経を乱してしまうのです。
自律神経とは、自分でコントロール出来ない神経の事です。
例えば胃の消化や心臓の動きは自分でコントロール出来ません。汗をかくこともコントロール出来ません。
つまり内臓=自律神経と考えて間違いありません。
そしてこの自律神経の乱れにより内臓機能が低下すると、内臓周囲の筋肉や筋膜にも影響が及びます。
筋肉や筋膜の動きが悪くなり、硬くなり、そしてそれらが骨や神経を引っ張り始めるのです。
その典型的な例が
ストレスを感じる
↓
自律神経が乱れる
↓
内臓機能が低下する
↓
その周囲の腹膜や腹筋が硬くなる
↓
それらが腰椎(腰の骨)や骨盤を引っ張る
↓
腰痛発生
上記になります。
つまりこの経緯で発生した腰痛は、腹部の施術、内臓の施術をしない限り改善が難しいのです。
このタイプの腰痛は「腰が張ってますね?」腰の筋肉をほぐしているだけでは改善できません。
もしあなたが腰痛の施術を受けているのに改善しないとしたら…
原因はストレス性の腰痛で、腹部や内臓への施術が足りないのかもしれません。



