女性と子供のための整骨院

「力が入らない=筋力不足」とは限りません。筋肉があるのに力を発揮できない理由とは?

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「最近、立ち上がる時に力が入らない。」

「階段を上るのが以前より大変になった。」

「足に力が入らず、年齢のせいだと思っている。」

このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

そして、多くの方が真っ先に考えるのが、

「筋肉が落ちたから筋トレをしよう。」

ということです。

もちろん、筋力低下が原因となるケースはあります。

しかし、実際の臨床では筋肉量は十分にあるにもかかわらず、力を発揮できていない方も多くいらっしゃいます。

筋肉は「ある」だけでは十分ではありません

筋肉は存在しているだけでは働きません。

脳から神経を通して命令が伝わり、筋肉へ十分な血液が送られて初めて、本来の力を発揮できます。

つまり、

・神経の伝達

・筋肉の柔軟性

・血液循環

これらが正常に機能していることが非常に重要なのです。

例えば、神経の滑走性が低下していたり、筋肉が過度に緊張していたりすると、筋肉そのものは存在していても十分な力を発揮できなくなります。

この状態では、本人は「筋力が落ちた」と感じていても、実際には筋肉をうまく使えていないだけということも少なくありません。

実際にあった症例

当院へ来院された患者様で、

「足に力が入らない。」

「踏ん張れない。」

という症状を訴えられた方がいらっしゃいました。

一般的には「筋力不足」と考えられやすい症状です。

しかし、身体の状態を確認すると、太ももや股関節周囲の筋肉、さらに神経の動きに問題が見られました。

そこで筋トレではなく、股関節や太もも周囲の筋肉、神経の滑走性を改善する施術を行いました。

すると施術後には、

「立ち上がりが楽になった。」

「足にしっかり力が入る。」

「踏ん張れるようになった。」

という変化がみられました。

筋トレをしていないにもかかわらず、筋力が改善したように感じられたのです。

筋出力が低下しているという考え方

筋肉には「筋出力」という考え方があります。

これは、筋肉が本来持っている力をどれだけ発揮できるかという能力です。

例えば100の力を持っている筋肉でも、

神経の働きが悪い。

血流が悪い。

筋肉が過度に緊張している。

このような状態では50や60しか発揮できないことがあります。

すると、

・立ち上がれない

・歩きにくい

・踏ん張れない

という症状が現れます。

この場合、必要なのは筋肉を増やすことだけではなく、「筋肉が働きやすい環境」を作ることなのです。

すべてが筋力不足ではありません

もちろん、高齢になると筋力低下が原因となるケースもあります。

そのため、すべての方に当てはまるわけではありません。

しかし、

「力が入らない=筋力不足」

と決めつけてしまうと、本当の原因を見逃してしまう可能性があります。

特に、

・急に踏ん張れなくなった

・施術後にすぐ力が入りやすくなった

・左右差が大きい

このような場合には、筋肉量だけでは説明できないケースも考えられます。

まずは原因を見極めることが大切です

筋トレはとても大切です。

しかし、筋肉が働きにくい状態のまま筋トレを続けても、思うような効果が得られないことがあります。

まずは、

「本当に筋肉が不足しているのか。」

それとも、

「筋肉はあるけれど、うまく使えていないのか。」

この違いを見極めることが大切です。

当院では、筋力だけで判断するのではなく、

足首・膝・股関節の動き、筋肉の柔軟性、神経の滑走性なども含めて評価し、その方に合った施術をご提案しています。

「筋肉がないから仕方ない」と諦める前に、一度身体の状態を詳しく確認してみることをおすすめします。