女性と子供のための整骨院

強い痛み=炎症とは限りません|痛みの原因を見極めることが大切です

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「こんなに痛いということは、かなり炎症が起きているのでは?」

「痛いなら、とにかく冷やした方がいいのでは?」

強い痛みが出ると、このように考える方は多いと思います。

もちろん、捻挫や打撲、腱や関節周囲の損傷など、炎症が痛みに関係しているケースはあります。

しかし実際には、

痛みが強い=必ず炎症が強い

というわけではありません。

痛みには、炎症以外にもさまざまな要素が関係しています。

筋肉の緊張。

関節の動きの低下。

神経への刺激。

筋膜や皮膚などの軟部組織のこわばり。

身体の使い方。

周囲の関節からの負担。

このような要素によっても、強い痛みが出ることがあります。

強い痛みでも、炎症が中心とは限りません

先日、手首に非常に強い痛みがあり、ほとんど動かせない状態の患者様がいらっしゃいました。

これだけ鋭い痛みがあると、

「かなり炎症が起きているのではないか」

と考えたくなります。

しかし身体を確認すると、手首だけではなく、

肩関節。

肘関節。

手首周囲。

これらの動きや軟部組織の緊張にも大きな問題がありました。

そこで、強く押したり揉んだりするのではなく、非常に優しい刺激で筋肉や筋膜など周囲の組織へアプローチしました。

すると、それまでほとんど動かなかった手首が動き始め、痛みも大きく軽減しました。

このような反応を見ると、

炎症だけでは説明できない要素が痛みに大きく関わっていた

可能性が考えられます。

炎症そのものは、施術ですぐ消えるものではありません

炎症とは、身体が組織の損傷などに対して起こす反応です。

腫れ。

熱感。

痛み。

赤み。

こうした変化が出ることがあります。

炎症そのものは、施術をした瞬間に完全に消えるものではありません。

そのため、もし施術によってその場で痛みが大きく変化した場合には、

筋肉の緊張が変わった。

関節の動きが改善した。

神経への刺激が減った。

周囲の軟部組織の張力が変わった。

といった要素が関係している可能性があります。

ただし、

「施術で痛みが減ったから炎症は絶対にない」

ということではありません。

炎症と、筋肉や関節の問題が同時に存在していることもあります。

痛みの強さと組織の損傷は一致しないことがあります

患者様からすると、

「これだけ痛いのだから、かなり悪いはず」

と思うのは自然なことです。

しかし身体では、

痛みの強さ。

炎症の強さ。

組織の損傷の大きさ。

これらが必ず一致するわけではありません。

比較的小さな組織の問題でも非常に強い痛みが出ることがあります。

反対に、ある程度組織を傷めていても、痛みがそれほど強く出ないこともあります。

だからこそ、

痛みの強さだけで身体の状態を判断しないこと

が大切です。

手首が痛くても、手首だけに原因があるとは限りません

今回のようなケースで重要なのは、

「手首が痛いから、手首だけを見る」

では十分ではないことがあるという点です。

腕は、

肩。

肘。

手首。

手指。

これらが連動して動いています。

例えば肩関節や肘関節の動きが悪くなれば、日常生活の中で手首が余計に働かなければならなくなることがあります。

すると、

手首周囲の筋肉が過剰に緊張する。

組織が突っ張る。

関節が動きにくくなる。

動かした瞬間に鋭い痛みが出る。

という状態につながることがあります。

そのため当院では、痛みが出ている場所だけではなく、その周囲の関節まで確認します。

筋肉・筋膜・皮膚のこわばりでも動きは悪くなります

関節を動かしているのは骨だけではありません。

その周囲には、

筋肉。

筋膜。

腱。

靭帯。

皮膚。

神経。

さまざまな組織があります。

これらの組織が強く緊張すると、関節そのものに大きな損傷がなくても、動きが制限されることがあります。

その状態で無理に動かそうとすれば、強い痛みを感じることもあります。

そのため、

「痛い=炎症」

という一つの考え方だけではなく、

身体のどの組織が動きを妨げているのか

という視点も必要になります。

「痛いから冷やす」が正解とは限りません

痛みがある時、多くの方がまず行うのが冷却です。

もちろん、急性の外傷で腫れや熱感が強い場合など、冷却が痛みを和らげる場面はあります。

しかし、

「痛いから必ず冷やす」

という判断が常に正しいわけではありません。

炎症が中心ではなく、

筋肉の緊張。

関節の硬さ。

神経周囲のこわばり。

などが強く関係している場合には、必要以上に冷やし続けることで、かえって筋肉がこわばって動かしにくく感じる方もいます。

そのため、

炎症があるのか。

組織の損傷があるのか。

それとも身体の動きの問題が中心なのか。

ここを見極める必要があります。

一般の方が自分で見極めるのは簡単ではありません

ここが非常に難しい部分です。

「これは炎症だから冷やそう」

「これは筋肉の硬さだから温めよう」

と自分で正確に判断するのは簡単ではありません。

特に痛みが強い時ほど、原因を一つに決めつけてしまうのは危険です。

例えば、

急に強い痛みが出た。

全く動かせない。

強く腫れている。

熱を持っている。

転倒や衝突など明確な外傷がある。

しびれがある。

力が入りにくい。

このような場合には、骨折や神経の問題などが隠れている可能性もあります。

必要に応じて、医療機関での画像検査などを優先することが大切です。

当院では「痛い場所」だけで判断しません

当院では、

「手首が痛いから手首だけ」

「肩が痛いから肩だけ」

という考え方では施術を行っていません。

痛みがある場所だけではなく、

その関節がどのように動いているか。

周囲の関節に問題がないか。

筋肉や筋膜が強く緊張していないか。

神経周囲の動きに問題がないか。

身体全体の使い方に偏りがないか。

こうした部分まで確認します。

そして、

整骨院で対応できる状態なのか。

医療機関での検査を優先すべきなのか。

その判断も含めて身体を見ていきます。

痛みが減った理由を考えることが大切です

施術によって痛みが軽減した時、

「痛みが減ったから良かった」

だけで終わるのではなく、

なぜ痛みが変わったのか

を考えることが大切です。

筋肉が緩んだからなのか。

関節が動きやすくなったからなのか。

神経への刺激が減ったからなのか。

身体の使い方が変化したからなのか。

そこを確認することで、同じ症状を繰り返さないための対策にもつながります。

まとめ

強い痛みがあると、

「炎症が強い」

「とにかく冷やす」

と考えてしまいがちです。

しかし、

痛みの強さと炎症の強さは必ずしも一致しません。

痛みには、

炎症。

筋肉の緊張。

関節の動き。

神経への刺激。

筋膜や皮膚などの軟部組織。

身体の使い方。

さまざまな要素が関係しています。

そのため、

「痛いから炎症」

「炎症だから冷やす」

と単純に判断するのではなく、

なぜその痛みが出ているのかを確認すること

が大切です。

特に強い痛みや腫れ、しびれ、力の入りにくさなどがある場合には、自己判断せず専門家へ相談してください。

当院では、まず身体の状態を確認し、整骨院で対応できるものなのか、医療機関での検査が必要なのかも含めて丁寧に判断していきます。