女性と子供のための整骨院

朝起きた時だけ身体が痛いのはなぜ?朝の腰痛・首痛・関節のこわばりについて

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「朝起きた時だけ腰が痛い」

「起きた直後は首が回しにくい」

「朝は膝や股関節が固まっている感じがする」

このような症状でお悩みの方は少なくありません。

日中はそこまで気にならないのに、朝だけつらい。

すると、

「寝ている間に身体を痛めたのかな」

「マットレスが悪いのかな」

と考えてしまいがちです。

もちろん寝具や寝姿勢が関係していることもあります。

しかし、朝に症状が強く出る理由はそれだけではありません。

朝は身体がまだ“動き始めていない”状態です

人間の身体は、日中ずっと動いています。

歩く。

立つ。

座る。

腕を動かす。

関節を曲げ伸ばしする。

こうした動きの中で、筋肉や関節、神経周囲の組織も絶えず動いています。

一方で睡眠中は、日中と比べると身体を動かす量が大きく減ります。

もちろん寝返りはしていますが、それでも数時間にわたって同じような姿勢が続きます。

そのため朝は、

筋肉がこわばっている。

関節が動きにくい。

身体が重い。

動き始めに違和感がある。

という状態になりやすいのです。

もともと硬い場所ほど、朝に症状が出やすいことがあります

朝の痛みは、睡眠中に急に身体が悪くなったというより、

もともとあった身体の動きの悪さが、朝に強く感じられている

というケースもあります。

例えば、

股関節が硬い。

背中が動きにくい。

首や肩が常に緊張している。

足首の動きが悪い。

こうした状態がある方は、寝ている間に身体をあまり動かさないことで、朝にこわばりや痛みを感じやすくなります。

「動き始めると楽になる」は重要なヒントです

朝は痛いけれど、

起きて少し歩いたら楽になる。

家事をしているうちに動けるようになる。

肩を回していると首が楽になる。

このような方も多いと思います。

これは、身体を動かすことで、

筋肉が収縮する。

関節が動く。

血流が変化する。

神経周囲の組織も動く。

といった変化が起こるためです。

つまり、

朝の痛みが「動くと楽になる」のか、それとも「動くほど悪化する」のか

は、身体の状態を考えるうえで非常に大切なポイントです。

朝にいきなり強くストレッチするのはおすすめしません

身体が固まっていると、

「とにかく伸ばさなければ」

と思ってしまいがちです。

しかし起きた直後の身体に、いきなり強いストレッチをかけるのはおすすめしません。

まずは小さく動かしていく方が安全です。

例えば、

足首をゆっくり動かす。

膝を軽く曲げ伸ばしする。

肩を回す。

腕を上げ下げする。

背伸びをする。

少し歩く。

こうした軽い動きから始めます。

身体が少し動きやすくなってから、必要に応じてストレッチを加える方がよいでしょう。

大切なのは「強く伸ばす」より「まず動かす」

朝の身体は、完全に目覚める前の状態です。

そのため、

強く伸ばす。

強く揉む。

いきなり大きく捻る。

というより、

まず身体をゆっくり動かして、動きやすい状態を作る

ことが大切です。

これは腰だけでなく、首や肩、股関節、膝などにも当てはまります。

朝の腰痛は腰だけの問題とは限りません

朝に腰が痛いと、

「腰が悪い」

と思ってしまいます。

しかし実際には、

股関節が硬い。

お尻の筋肉が緊張している。

背中が動かない。

骨盤周囲がこわばっている。

寝返りが少ない。

こうした要素が腰に負担をかけていることもあります。

そのため当院では、朝の腰痛がある場合でも腰だけを見るわけではありません。

股関節。

背中。

骨盤。

お尻。

足首。

身体全体の動きを確認します。

首の痛みも枕だけが原因とは限りません

朝の首痛では、

「枕が合っていないのでは?」

と考える方が多いと思います。

もちろん枕の高さや硬さも大切です。

しかし、

肩が前に巻き込んでいる。

胸郭が硬い。

背中が丸い。

日中のデスクワークが長い。

こうした影響が残っていて、朝に首の症状として出ていることもあります。

つまり、

朝の症状は、前日の身体の使い方の結果として出ていることもある

ということです。

寝返りが少ないと身体がこわばりやすくなります

睡眠中の寝返りも大切です。

寝返りをすることで、

一か所に圧が集中するのを防ぐ。

身体の向きを変える。

筋肉や関節への負担を分散する。

といった役割があります。

しかし、

狭い場所で寝ている。

子どもと添い寝している。

マットレスが沈み込みすぎる。

身体が痛くて寝返りを避けている。

このような状態では、寝返りが少なくなります。

すると、朝に身体が固まったように感じやすくなることがあります。

寝具も一度確認してみてください

朝だけ身体が痛い場合には、

枕。

マットレス。

布団。

寝姿勢。

も確認してみてください。

マットレスが柔らかすぎると、肩や骨盤が沈み込みすぎることがあります。

反対に硬すぎると、一か所に圧が集中することがあります。

枕も低すぎたり高すぎたりすると、首周囲に負担がかかります。

ただし、

「高級な寝具に変えれば全部治る」

というわけではありません。

寝具と身体の状態、両方を見ることが大切です。

「朝だけだから大丈夫」と放置しないことも大切です

朝に痛みがあっても、日中に楽になると、

「まあいいか」

と放置してしまう方もいます。

しかし、

毎朝同じ場所が痛い。

こわばりが長く続く。

以前より朝の動きが悪い。

症状が少しずつ強くなっている。

このような場合には、一度身体の状態を確認した方がよいでしょう。

身体は、強い痛みになる前から小さなサインを出していることがあります。

朝のこわばりが長く続く場合は医療機関での確認も大切です

ここは重要です。

朝の痛みやこわばりの中には、単なる筋肉や関節の硬さだけではなく、炎症性の病気などが関係している場合もあります。

例えば、

朝のこわばりが長時間続く。

複数の関節が腫れている。

熱感がある。

強い疲労感や発熱を伴う。

安静にしていても痛い。

このような場合には、自己判断せず医療機関での確認が必要です。

当院では「いつ痛いのか」も大切にしています

当院では、

「どこが痛いですか?」

だけではなく、

いつ痛いのか。

朝なのか。

夕方なのか。

座った後なのか。

歩いた後なのか。

動き始めなのか。

このような部分も確認します。

なぜなら、

痛みが出る時間帯やタイミングも、身体の状態を考えるための重要なヒントになるからです。

まとめ

朝起きた時だけ身体が痛い。

これは珍しいことではありません。

睡眠中は身体を動かす量が減るため、

筋肉。

関節。

神経周囲の組織。

がこわばりやすくなります。

そして、もともと身体に動きの悪い場所がある方ほど、朝に症状が出やすくなることがあります。

大切なのは、

起きてすぐ強く伸ばすのではなく、

まずゆっくり身体を動かすこと。

そして、

「朝だけだから大丈夫」

と決めつけず、症状が繰り返す場合には身体の状態を一度確認することです。

身体を見る時は、

「どこが痛いか」だけではなく、「いつ痛いのか」も大切です。

朝という時間帯に症状が出ることにも、身体からのヒントが隠れているかもしれません。